2012年02月23日

心暖まる…Vol.524

天気がいい日曜日。多摩川土手をいつものような自転車ではなく、徒歩で二子玉方面に。昼過ぎになったので周辺を見渡すと目立たないけどお蕎麦屋さんが。見た感じ「なんか入りたくないなあ」な印象があります。しかし他に選択肢はないので勇気を振り絞ってガラガラガラ。
梅屋店舗

店内にはスポーツ青年が3人。サッカー少年と父親の2人連れ。そして私の3組の客。店の人はお爺さん、お婆さん、息子夫婦らしき50代後半の男女。その息子さんらしき人は主に出前が担当のようで出ていったり戻ってきたり。

何にしようか壁のメニュー表を見ると、どれも相当にお安い値段です。「ははん、やっばり味に期待はできないな」と思ったものの、いさまら出るわけにもいきません。となれば、ここは無難に[鍋置きうどん(650円)]でしょう。

出来上がりを待つ間、テーブルを見たら色褪せたペンギン型の爪楊枝入れが。可愛いって言えば可愛いけど「なんでペンギンなの」ってのが正直なところ(笑)。最初は真っ赤だったんだろうけど、長年の多摩川土からの太陽で褪せてしまったんでしょう。
梅屋(ペンギン楊枝立)

先に食べ終えた青年3人が、大きな荷物を両手に抱えて出て行こうとしています。その時、お婆さんが「入口あけようか?」。「いいえ大丈夫ですから」。「ごめんね、手伝ってあげなくって」と。

そしてお婆さん、今度は食べている子供に「ゆっくり食べていきな」と優しく声かけます。食べ終わったお父さんが「器かたづけましょうか」と言うのに対しては「いいよいいよ私の仕事だから」と。まあ店の人が片付けるのが普通ですけど、客はご老人をいたわり、お婆さんもお客様を気遣い…みたいな雰囲気です。

私の鍋焼きうどん。
出前専門の店によくみられる味。
可もなく不可もない、お値段通り。
大好きな卵が入っていませんね。
まあこの値段では文句ありませんが。

私が帰る時、お婆さんが「寒いから喉を大事にしないとね」と、あめ玉を差し出してくれました。さっきまでのお婆さんと客との会話を思い出して、また色褪せたのどかな爪楊枝差しを見たら、なんかですねえ。「入りたくない店」だとか「味がどうこう」言っている自分がちょっと恥ずかしくなって。この店には味以外に素晴らしいものがあるじゃないか。それを知っただけでも有り難いと思わなきゃ、と反省。
梅屋黒糖飴玉

あれ?
トイレがないよ、この店は…!
外に?
いや外にもないね。

この店、あったかい会話や気遣いはたっぷりあるんだけど、トイレがないよ。

2012.02.23 UT

店長・上原

マカダミア専門ショップ“Macadamian Life”
http://www.macademia-nuts.com/
http://store.yahoo.co.jp/macadamian-life/
info@macademia-nuts.com
posted by 店長 at 09:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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