2012年01月18日

天は二物も三物も…Vol.521

久保田一竹という人を知っていますか?
久保田一竹

昨年の暮れまで、私は知りませんでした。クリスマスイブの日、河口湖の[与 勇輝館]に行った折り「近くに確か久保田一竹の美術館もあったはず」と連れに言われたので、何の前知識もなく訪れてみただけ。いや圧倒されました。本業の作品そのものにもですが、彼自身が構想して建造したという記念館の豪華な造りに驚きました。
久保田一竹=新館01

中庭には滝あり屋外ステージありetc、の広大な建造物に衝撃を受けました。
久保田一竹=庭

久保田一竹=新館02

入館しすぐに視聴室でVTRを見ていたら「建設途中で資金が足りなくなって断念し、…年後に再開して現在の…」と解説していたので「やっぱ芸術家と言っても必ずしも儲かるもんじゃないんだな」と短絡的に考えていました。しかし実際に邸内外を見たら「こんなの造ろうとしたのなら、そりゃ金が足りるわきゃないわさ」と(笑)。建設費って数億なんて単位ではありませんよね、きっと数十億円はかかったんじゃないかと推測します。年間の維持管理費だって1億円くらいはかかるんじゃないでしょうか。ご本人が亡き人となった今、作品や建造物がバラバラに売られようとしていたのを、某企業が「そりゃいかん」と考えて海外の美術芸術団体に「これは世界的にも芸術遺産。まとめて買って」と持ちかけたので、現在はその財団が所有管理しているそうです(多分、当たっていなくとも遠からず)。

ここまで書いておきながら「一体、この久保田一竹って何の芸術家なのさ」と気になるでしょう?いえいえ、そんなウィキペディアで気軽に調べて知った気になるのは止めましょう。まずご自分の目でそのスケールをご覧くださいな。

かの魯山人も多様な分野でその才能を縦横無尽に発揮しましたが、天は1人の人物に「二物」も「三物」もお与えになるのですね。凡人は己が無能を嘆きつつ彼等の作品をただ眺めるしかないのです。

2012.01.18 UT

店長・上原

マカダミア専門ショップ“Macadamian Life”
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posted by 店長 at 17:34| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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