2012年01月17日

命を感じる人形…Vol.520

昨年のクリスマスイブ。
河口湖にある[与 勇輝館(河口湖ミューズ館)]を見学してきました。
与勇輝館(111224)

有名な人形作家[与 勇輝]の作品を展示している館です。以前から写真などで知ってはいたのですが、実物の人形を見るのは初めてです。大人や外国人や洟垂れガキんちょもありますが、基本の人形は「足の細い色白の大人しい幼女」です。きっと作家の理想的な或いは憧憬する少女像なんでしょうね。
与勇輝(天神さま)
与勇輝(天神さま)
河口湖ミューズ館[与 勇輝館]webサイトより

展示作品を見ながら私が思ったのは「この作品もバツグンに良いけど、個人的にはあの人の人形の方がもっと親近感というかノスタルジーを感じたな」です。あの人というのは10年くらい前、両国の江戸東京博物館で開催されていた[かつての少年少女へ/昭和のこどもたち]の作家・石井美千子氏。与 勇輝氏に比べるとちょっとマンガチックな造りですし、さらに腕白感があります。でも最大の特徴は、昭和30年代の田舎の空気感、自然環境、風俗習慣も表現されているので、「あの時代にタイムスリップしたよう」な錯覚に陥ります。

アトリエみちこ ※webサイトより
http://www.showa-k.net/
石井美千子=昭和のこどもたち

石井美千子メッセージ ※webサイトより
http://www.showa-k.net/message/index.html
石井美千子=昭和のこどもたち02


詳しく調べて見ると、江戸東京博物館で展示があったのは1998年4月だったよう。あのとき、たまたま知り合いの小学六年生ケンタ君を連れて行ったんです。サッカー部の彼は手足が細長くとても運動神経が発達した子供でしたっけ。翌年、引っ越していった先の中学でランニング中に突然倒れて亡くなってしまいました。何の脈絡もないのですがアリスの“街路樹は知っていた”を聞くと、なぜかケンタのことを思い出します。そして、この博物館で退屈そうに人形を眺めていた彼の顔が浮かびます。決して楽しい思い出ではないんですけど。ああちょっとしんみりしちゃいました。

2012.01.17 UT

店長・上原

マカダミア専門ショップ“Macadamian Life”
http://www.macademia-nuts.com/
http://store.yahoo.co.jp/macadamian-life/
info@macademia-nuts.com
posted by 店長 at 16:24| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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